多くの若い女性が、自分の体重は多すぎると考えているようです。より美しく愛される存在になりたいという気持ちから、体重を減らすことに余念の無い人もいます。
ですが、実は体重よりも全身のバランスがどうであるかの方が大切なのです。
脂肪のつき方や、筋肉のつき方でも見た目の印象は変化しますので、体重が少なければOKという話ではありません。
体重はさほどでもないけれど体脂肪率は高い人、見た目はスリムでも体重は多い人など、色々な人がいます。
体重だけを見ていると隠れ肥満を見逃しかねません。女性によっては、体脂肪率が高くなっていて健診の結果だけ見たら太り気味なのに、とてもそうは見えないという方も少なくありません。
太もも、ヒップ、ウエストなどは皮下脂肪が蓄積しやすい場所です。
女性は内臓脂肪より皮下脂肪が多い傾向があります。年齢を重ねてくると代謝が落ちて、脂肪を蓄えやすい体質になり、体脂肪率も上昇していく傾向にあります。
体脂肪も計測が可能な体重計が最近は販売されていますので、体重と共に体脂肪率も測っておいて、身体にとって多すぎないかどうかを調べます。
体重が増えた、減ったと一つ一つをきにするのではなく、体脂肪も確認して体調をチェックするといいでしょう。
健康管理とダイエットに同時に取り組む場合は、自分の体脂肪がどの程度なのかをきちんと把握した上で、今後のダイエットプランを決めましょう。