中古物件を改修し、建物の機能性やデザインを向上させる「リノベーション」をされる方が増えています。住宅や店舗・オフィスを新築で建てるよりも、中古物件に手を加えた方が安いという理由はもちろん、それ以外にも多くのメリットがあるようです。
最近では、Instagramに「#リノベーション」で100万件以上の写真が投稿されており、リノベーションはおしゃれさやデザイン面でも注目を集めているのです。
今回は、リノベーションを行うメリットと知っておきたい注意点についてご紹介します。
■リノベーション3つのメリット
それでは具体的に、リノベーションの3つのメリットをみていきましょう。
・メリット1「物件の選択肢が増える」
住みたいエリアの限られた物件の中から、自分の希望に合う間取りや価格のものを探し出すのはとても大変です。
条件に合うものが見つかったと思ったらすでに売れてしまっていたり、見つからず最終的に希望エリア外になったりするなど、場合によっては予定を変更しなければならないことも。憧れを持って住居や店舗を探しているのに、妥協しなければならないのは残念ですよね。
しかし、リノベーションを前提に中古物件も視野に入れて検討することで、物件の選択肢は一気に広がります。きっと希望する場所で条件に合った住居や店舗を見つけやすくなるでしょう。
・メリット2「物件購入のコストダウン」
中古物件をリノベーションすれば、ゼロから新築住宅を建てる場合に比べてコストダウンできます。
価格を抑えられるメリットを活かして、新築では手が届かない物件や立地にチャレンジすることも可能になります。抑えた分の費用で、自分がこだわりたい部分にお金をかけたり、他に資金をまわしたりできるようになるでしょう。店舗やオフィスでは初期費用を抑えられることは大きな魅力になります。
・メリット3「理想の空間を実現できる」
リノベーションでは完成形をイメージしやすくなります。建物を最初から建てる場合は、窓の位置と日当りの関係など全て想像しながら設計していかなければなりません。しかしリノベーションでは、実際の日当りや窓からの景色などを実際に確かめた上で設計できます。
また、床や壁などを取り払い、骨組みだけのスケルトン状態に戻せば、間取りや内装など思いのままに空間を作ることが可能になります。
デザインも洗練されたニューヨークスタイルやブルックリンスタイルなど、憧れの暮らしに向けて物件をカスタマイズできるでしょう。
■リノベーションの注意点
リノベーションのメリットをみてきましたが、中古物件を取得してリノベーションをする際には注意すべき点もあります。
それは耐震性の問題です。1981年の耐震基準の法改正が行われる前に建てられた物件の場合、耐震性を必ず見直しましょう。2019年の現時点では、築38年以上の物件は、建物の耐震性について安全かどうか確認が必要です。
また、建物の構造や上下水道の状況でデザインに制限が出てしまったり、物件の状態によっては高額なリフォーム費用がかかってしまったりする可能性も考えられます。物件を取得する際には、耐震基準をクリアしているか、構造上の制約や建物の状態をしっかりとチェックすることが大切です。
■ライフスタイルに合わせた憧れの空間づくり
注意点に気をつければ、理想の住居や店舗づくりをする方法として、リノベーションには多くのメリットがあります。ライフスタイルに合わせた憧れの空間をリノベーションで実現させてみませんか。
東京都練馬区に拠点を構えるSCOMO（スコモ）では、ニューヨークやブルックリンスタイルなどのインダストリアルリノベーションを得意としています。東京都内に中古物件も保有し、常駐の宅地建物取引士のスタッフが相談に応じていますので、リノベーションに不安な点があればぜひお気軽にSCOMOまでご質問下さい。
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