ブログを読んで頂いている皆様、毎度ありがとうございます。
今回はスケルトンリフォームをされるお客様でぜひ工事をした方が良い5つの作業をご紹介しましょう。
その1
給水給湯配管および排水配管引き直し工事
マンションではパイプスペースに大体水道メーターが取り付けてあり、そこからトイレ、キッチン、洗面、洗濯パン、ユニットバス、給湯器とつながっていきます。
給水で5〜6箇所
給湯で3〜4箇所
分岐していきます。
マンション専有部分とは室内の事で床下に配管が施工されています。中古マンションで築年数が経っているマンションは鉄配管や銅配管を使用しているケースが多く、リフォームした後の事を考えるとポリエチレン配管またはポリブデン配管に変更された方が階下漏水のリスクもなくなります。
同時に排水配管も鉄配管からビニールVP.VU配管へ交換もですね。
住宅水道配管の流れ
昔→現在
鉛配管→鉄配管、ステンレス配管→ビニール配管→ポリエチレン、ポリブデン配管
*追い焚き機能が無い浴室もこのタイミングで追い焚き配管を施工する事ができるのでお忘れないようにしてください。
その2
断熱工事
断熱材は屋外の冷気を部屋に伝えない効果があるので部屋が寒くなくなったり、エアコンの暖房効率も上がります。
また吸音機能にも繋がります。
ウレタン断熱工事(吹付)はグラスウール材より割高になりますが機密性は非常に高いのでおすすめではあります。
その他スタイローホーム材を貼り付けたりもします。
築年数15年ぐらいのマンションは大抵断熱工事はされています。それ以上経っているマンションはポツリポツリと断熱材が入っていないものも出てきます。戸建ても古いものですと大抵無かったりします。
断熱材は基本外壁側に設置しますので間仕切りや戸建ての1階天井へは取り付けしません。もちろん例外はあります。
断熱材を入れないと結露し、壁下地材の石膏ボードの紙にカビが生えたりするケースもあります。
まだまだお伝えしたい事はありますが、長くなってしまったのでこのあたりで。次回も楽しみに!
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