いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
前回の続きで残り3つまで書けたらいいなぁと思っております。
前のお話のおさらいですが、その1は給水給湯排水配管の工事。
その2が壁の断熱工事。
その3
熱交換器(ロスナイ)
冷暖房時に換気扇を回すと、折角、暖めたり冷やしたりした室内の空気も、同時に排出されてしまう。 冷暖房の熱エネルギーを排出せずに換気のみを行う換気扇をロスナイ(全熱交換器)という。 ロスナイは中津川製作所で生まれ、ネーミングは、エネルギーの損失(ロス)が無い(ナイ)換気扇という意味。
とまぁネットで調べるとすぐ出てきます。
あまりみなさんは馴染みがないと思うので簡単な実験をした例の話です。
紙を筒にして息をふきかけてください。手に暖かさが伝わります。逆に冷たい空気を吹き込んだ場合は冷たさが伝わります。この紙の性質を利用したのが全熱交換器「ロスナイエレメント」です。ロスナイエレメントは紙の持つ"熱"と"湿度"を通す性質を巧みに利用し、排気される汚れた室内空気と取り込まれる新鮮な外気とがロスナイエレメントを通過する時、温度(顕熱)と湿度(潜熱)の交換を行うのです。
これはとっても画期的なのですがあまり知られていないです。自分としてみればマンションみたいな換気口や窓が少ないところで給気排気をいっぺんに行えるというのはとても優れものです。
電源が必要ですがあまり電気がくわないのでエコですね。
その4
二重サッシ
みなさんももうご存知かもしれませんが二重サッシとは窓の内側にもう一つ窓を設けるという工事になります。
昔のサッシは極端に性能が悪く冷気や暖気を窓から約70パーセントほど逃していていくらエアコンかけていても効きが悪い事になってしまいました。
室内の冷気暖気を保持するためにはもう一枚内窓を設置し、既設の窓と内窓の間に空気層を作ることが大事です。
そうすることにより外の冷気を大きく受けず、また部屋の暖気を外に逃がすことが少なくなるのでエアコンの負担も少なくなりエコです。
また、防音効果もあるので外の騒音もなくなりますね。
スケルトン工事の際にとは既存の窓の内側につけるので窓枠の幅がある程度必要になるため窓枠をあらかじめ広くすることで見た目も綺麗に収まります。
カバー工法というやり方で後付けもできますがあまりカッコよくないのでおすすめしません。スケルトンリフォームの際にやってしまいましょう。
その5
スマートホームシステム
最後になりましたがこちらはこれから普及してくるツールかと思いこちらをいれました。
スマートホームとは「家の中の電化製品をインターネットでつないでスマホや音声でコントロールしたり、センサーやGPSで自動コントロールしたりすることで快適な暮らしを実現する家」のこと。家の電化製品をインターネットで統合し、制御することによって快適な暮らしが手に入るという概念に基づいています。
世界全体でのスマートホームの市場規模は2017年現在150億ドルで、2020年までに500億ドル、2030年までに4000億ドルまで拡大するとしています。日本でもKDDIと大和ハウス工業がスマートホーム事業に参入することを発表するなど、各プレーヤーがそれぞれの強みを活かして市場参入を果たしていますので、これからスマートホーム関連デバイスが次々と投入されていくことが予想されます。
TOYOTAさんが静岡の方で作っている街 コネクティッド・シティもスマートホームを標準的に導入されることかと思います。
私たちの住む家も時代の流れとともに変化していきますね。
ドラえもんが普通にいる世界ももうすぐです。
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